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第320回 寒さに負けない入浴法



今季最強の寒気によって明日からの三連休も厳しい寒さになるようです。寒さで血行が悪い状態が続くのは健康にも美容にもマイナスなので、この時期は湯船に浸かってしっかり全身を温めることを心がけてください。

入浴剤は炭酸ガスタイプのものが最も温浴効果が高く、速効性も期待できるので、忙しくて時間がない方や、湯船に長く浸かることを避けた方がよい乾燥肌の方にもおすすめです。

クリームを使用すると皮膚温が上がることが資生堂の研究で確認されています。お風呂上がりになるべく早くボディクリームを使用すると、保温効果、保湿効果が期待できます。

第321回 ダイソーのシリコーン潤マスク



シートマスクやコットンパックの上からつけて、ズレ落ちしないようにするダイソーの『シリコーン潤マスク』(105円)がネットで話題になっています。

シリコーン製のフェイスマスクで耳にかける部分があるので、お風呂上がりにシートマスクと併用すると、髪を乾かす時間にもしっかり保湿ケアができます。低価格のシートマスクでも効果が高くなると評判です。

『シリコーン潤マスク』はシートマスクからの水分蒸散を抑えるので、冷感は少なくなりますが、肌は水分で満たされた状態が続きます。お風呂上がりの過乾燥対策に有効なスキンケアテクニックですね。

第322回 ピンク



2014年の春夏コレクションでアクセントカラーとなっていたピンク。ファッションだけでなく今年の春のメイクでもピンクがラインナップの中心になっています。

1月から2月にかけて外資系ブランドからピンクをベースにした春の限定品が発売されます。恋コスメとして人気の『エクセル デュアルアイシャドウ ピンクミラージュ (常盤薬品工業)』も2/25にリニューアルされます。

ポイントメークだけでなく化粧下地まで、ピンクの商品がとても充実したシーズンなので、肌色に合わない、腫れぼったくなるなどピンクを敬遠してきた方も、ぜひトライしてみてください。

第323回 カネボウ以外の化粧品で白斑の疑い



厚生労働省は平成25年8月8日から今年1月23日までに国内の化粧品メーカーから報告があった白斑症例(ロドデノール配合商品を除く)のうち、商品使用との因果関係が疑われるケースが19件あったことを発表しました。

ただし、特定の商品や有効成分に症例が集中しないため、商品名の公表や回収等の措置もおこなわれていません。厚生労働省としては現時点で明確な判断を避けたいのでしょうけど、これでは消費者が困りますよね。

カネボウの問題で大手企業への安心感もなくなってしまいましたが、リスク回避としてはやはり売れている(たくさんの消費者が使用して安全性の実績がある)商品を選ぶしかないですね。

第324回 エステの効果



ポーラの調査により、フェイシャルとデコルテのエステの施術前後で現代女性が日常抱えているストレス、肩こり、疲れ、だるさ、目の疲れ、足のむくみなどの自覚症状が改善することが分かりました。

また、20~30代では美肌効果へのワクワク感により交感神経が活性化し、40~60代ではリラクゼーションにより交感神経が沈静化することが確認されました。

フェイシャルとデコルテのマッサージが全身に影響すること、期待している効果によって自律神経の状態が変わることは、日常のスキンケアにおいても起こりうることだと思います。

第325回 ℃美容



資生堂は5/21に発売するベネフィークで、『クレンジング→美容水→クリーム』のステップで『温→冷→温』の温度変化を肌にあたえる美容法『℃美容』を採用することを発表しました。

これにより加齢とともに見られる『角質かたまり』がない肌に整えてくれるようですが、ホットクレンジングで古い角質を落とし、クリームのマッサージによって血流を促進させることがポイントと思われます。

現在お使いの化粧品でも、クレンジング前に蒸しタオル等で肌を温めたり、クリームを塗布する時にマッサージをするだけでも、肌の調子はよくなると思いますよ。

第326回 カネボウの新安全基準



カネボウはロドデノール配合化粧品による白斑被害の問題を受け、新安全基準を導入したことを4/21に発表しました。概要はホームページに掲載されていますが、特に新しいものはなく、大手として標準的な取り組みです。

このレベルの安全基準は体力のない中小の化粧品会社では対応できないからこそ、消費者は高いお金を支払って大手ブランドの商品を購入しているのです。

白斑の原因も治療法も完全に解明されておらず、まだ症状が治らない方がいる以上、カネボウの商品だけでなく、化粧品そのものへの信頼が揺らいでいることを、カネボウも親会社の花王も国も認識すべきと思います。

第327回 お肌の曲がり角は10歳



コーセーによる3~19歳の日本人80名の調査で、10歳頃からいわゆる『隠れシミ』が増えはじめ、10代後半では成人とほぼ同数に達していることが分かりました。

また、未成年者の肌は成人と比べて温度や湿度の影響を受けやすく、特に10歳未満の子供は寒い時期に肌が非常に乾燥した状態になっていることも分かりました。

未成年者に過度のスキンケアは必要ありませんが、子供の頃から紫外線対策や保湿ケアができていれば、成人になってからの肌のコンディションに差がでそうですね。

第328回 夏に向けての保湿対策



気温が高くなると皮脂の分泌が多くなり肌はべたつきがちになります。さらに汗をかくと肌のコンディションが分かりにくくなるので、気づかないうちに乾燥が進んでしまうこともあります。

日常で気をつけたいシーンは洗顔後と入浴後です。タオルで「強く拭く」のと「軽く押さえる」のとでは、「強く拭く」方が肌からの水分蒸発量が多くなることが資生堂の研究で分かっています。

入浴後にスキンケアをせずに扇風機やエアコンの風で涼むのもNGです。タオルドライ後に化粧水をたっぷりふくませたコットンで肌がひんやりするまでパッティングをおこなうと、気持ちよく保湿ケアができます。

第329回 日焼け止めによる皮膚癌の予防



コーセーと和歌山県立医科大学皮膚科の共同研究で、日焼け止めの長期連用により日光角化症の進行を阻止する効果が確認されました。

日光角化症は紫外線を長年浴び続けることで、皮膚表面が乾燥して赤くなる、かさぶた状・硬いイボの様になる病気です。放置すると皮膚癌の一種の有棘細胞癌に進行する可能があり、近年増加傾向にあります。

高齢になるほど発症しやすいので、身近に日に焼ける機会が多い高齢者がいらっしゃれば、紫外線対策をサポートしてあげてください。

第330回 抗がん治療の副作用に対するメイクアップケア



資生堂ライフクオリティビューティーセンター(東京・銀座)では、抗がん治療による『手の黒ずみ』『眉の脱毛』でお悩みの方に対して、完全予約制の個別メイクアップアドバイスを実施しています(9/30まで)。

http://www.shiseidogroup.jp/slqc/report.html

ファンデーションよる皮膚病変のカバーについては、全国の『パーフェクトカバー』の取り扱い店・医療機関でもアドバイスしてくれます(第248回参照)。

資生堂だけでなく化粧品業界がメイクアップケアに取り組んでいくためにも、こういった活動を多くの人に知ってもらいたいと思います。

第331回 歯の着色汚れの除去



ポーラは分割ポリリン酸を配合した歯の黄ばみやくすみを防ぐオーラルケア製品『オーラルホワイトジェル』『オーラルホワイトリンス』『オーラルホワイトエッセンス』を7月2日に発売します。

歯の黄ばみを落とす商品としては、従来よりポリリン酸を配合した商品が発売されていますが、分割ポリリン酸はポリリン酸よりも歯の着色汚れの除去、コーティング力が強いのが特長です。

歯のくすみは見た目年齢や印象も変えてしまうことがポーラの調査で分かっています。化粧品大手の参入によって、美容としてのオーラルケア市場の活性化が期待されます。

第333回 化粧品が効かない肌



ポーラはポーラエステシャンの施術による実感をもとに、化粧品が効かない肌を「かたくて冷えがち」とした美容理論を提唱しています。やわらかい肌は皮膚表面温度が高いという研究結果も報告されています。

顔は手足に比べて冷えを自覚しにくい場所ですが、夕方にメークを落とす前に、手や首の後ろの部分に比べて顔が冷たくなっていないか確認してみて下さい。

これから外気温も低下してくるので、顔が冷えがちな方はスキンケアにマッサージを取り入れて、「化粧品が効く肌」を目指して下さい。